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『パ ブリシティ権につき 最高裁が初判断』

 最高裁は、今般、パブリシティ権を初め て認めた。人の氏名、肖像等(以下併せて「肖 像等」という。)は個人の人格の象徴である から、当該個人は人格権に由来するものと して、これをみだりに利用されない権利を 有することは、従来より認められてきた。 パブリシティ権とは、かかる権利を前提 に、肖像等は、商品の販売等を促進する顧 客誘引力を有する場合があり、このような 顧客誘引力を排他的に利用する権利をい う。最高裁は、一般論として「肖像等を無断 で使用する行為は、(1)肖像等それ自体を 独立して鑑賞の対象となる商品等として使 用し(2)商品等の差別化を図る目的で肖 像等を商品等に付し(3)肖像等を商品等 の広告として使用するなど、専ら肖像等の 有する顧客吸引力の利用を目的とするとい える場合に、パブリシティ権を侵害するも のとして、不法行為法上違法となる」、と判 示した上で、ピンクレディを被写体とする 14枚の写真を無断で週刊誌に掲載した行 為につき、本件記事の内容は、ピンクレデ ィの振り付けを利用したダイエット法につ き、上記写真を利用したもので、その主目 的は読者の記憶を喚起する等、本件記事の 内容を補足する点にあるとして、顧客吸引 力の利用を目的としたものではないと判示 した。

2012年02月06日

『越 進 出 日 本 企 業 1 5 4 2 社 製造業が半数- 民間調査』

 帝国データバンクがこのほど発表したベ トナム進出企業の実態調査結果によると、 同国に進出している日本企業は1月31日 時点で1542社に上っていることが明ら かになった。業種別では、「製造業」がほぼ 半数を占めトップ、「卸売業」がそれに続い ている。この調査は同社の151万社収録 データベースなどを基に、ベトナムに進出 している日本企業を抽出し、業種別、規模 別、都道府県別に分析を行った。 

 業種別では、最も多いのが「製造業」で7 25社だった。全体の47%を占めてい る。以下、「卸売業」(319社)、「サービ ス業」(236社)、「運輸・通信業」(76 社)などの順。年間売上高が判明した144 1社を年商規模別に見ると、「10億円以上 100億円未満」が507社でトップ。次 いで、「100億円以上1000億円未満」 (347社)が続いている。従業員数別で は、「100人以上1000人未満」(54 1社)と「10人以上100人未満」(54 0社)がほぼ同数で、合わせると約7 割を占 めている。業績が判明した1287社のう ち、直近決算が赤字となった企業は199 社で15・5%を占めている。このうち、 年商「10億円未満」の中小企業(231 社)で赤字となったのは57社で、赤字企 業の割合は24・7%と高くなっている。

2012年02月06日

『☆ ☆ ☆ Weekly コラム☆ ☆ ☆ 上には上、下には下』

 子母沢寛の小説『おとこ鷹』下巻にこん なセリフがある。「それをお信が井戸端で磨 (と)ごうとしていると、そこへ面やつれ の女がこそこそ忍んでやって来て、その磨 汁(とぎじる)を恵んでくれというのだ。 な、いいか、やっと米を買う人間がある、 その磨汁を貰って、これを煮てひもじいの を堪える人もある。これが世の中だ。」(筆 者注:お信は勝海舟の母。貧乏でやっと米 を少々買った時の父勝小吉のセリフ。)A氏 (86歳、洋品店経営)は長年某商店街の 世話役をしているが、逢うたびにこちらの 気持ちが和む人物である。最近の商店街は 悲観的な話題が多いが、A氏の話を聞いて いると不思議に元気が出てくる。例えば、 昭和40年頃、大型店が進出して商店街が 全滅になりそうだったが、全店が毎晩イベ ントをして乗切った話は有名である。ま た、終戦直後は店に売る物がほとんど集ま らず、親戚や友人宅を回ったり、こっそり 遠方の同業店に買出しに行ったりしたと言 う。今は真剣に工夫すれば、売る物がいく らでもあるので昔より商人は楽だと言う。 人の境涯は区々なので、経済や健康等が思 い通りにならず、やる気を失ってしまうこ ともあろう。しかし、自己の境涯が厳しい 時はより下を見て諦めず、心境を新たにし て脱出のチャンスを探るべきである。

2012年02月03日

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