『銀行の不良債権残高状況 1 . 4 兆円減少』
金融庁はこのほど、19年3月期における不良債権の状況等(ポイント)を公表した。全国銀行の金融再生法開示債権残高は12.0兆円であり、18年3月期の13.4兆円に比べ▲1.4兆円の減少となっている。そのうち【要管理債権】は0.8兆減少した。内訳として《増加要因》としては(1)債務者に業況悪化等に伴う新規発生が+1.0兆円(2)危険債権以下からの上方遷移が+0.2兆円《減少要因》としては(1)正常債権化が▲1.1兆円(うち債務者の業況改善▲1.0 再建計画の策定等▲0.2)(2)危険債権以下への下方遷都が▲0.7億円(3)返済等が▲0.2兆円となっている。
また、【危険債権以下】は▲0.6兆円減少し、その《増加要因》は、(1)債務者の業況悪化等に伴う新規発生が+2.7兆円(2)要管理債権からの下方遷都が+0.7兆円。また《減少要因》としては、オフバランス化等が▲4.0兆円(うち債権流動化等▲3.2 正常債権化及び要管理債権への上方遷移▲0.8)となっている。
【個別貸倒引当金残高】は、2.7兆円で前年同比▲0.2兆円の減少となり、【不良債権処分損】は1.0兆円であり、前年同比で0.7兆円の増加となった。