『会計基準の国際化 ASBJとIASB共同声明』
企業会計基準委員会(ASBJ)はこのほど、国際会計基準審議会(IASB)との間で、会計基準のコンバージェンス(収斂)を加速化することを合意した。日本の会計基準を開発しているASBJは、国際的な会計基準(国際財務報告基準・IFRS)を開発しているIASBと、会計基準のコンバージェンスに向けて、共同で作業を行っているが、今回、その加速化とともに、最終日程も明示された。
東京合意によると、(1)日本基準とIFRSの重要な差異について2008年までに差異を解消しするとともに、(2)残りの差異についても、2011年6月30日までに解消を図ることとしている。このうち(1)の差異は、欧州証券規制当局委員会が日本基準で作成された財務諸表に対して補正措置を提案している項目について、差異を解消するか、改易基準が代替可能となるような結論を得ることとしている。
一方(2)は、2008年までのプロジェクトに含まれない残りの差異について、2011年6月30日までにコンバージェンスを完了するというもの。今回の東京合意について、ASBJの西川郁生委員長は、日本基準により作成された財務諸表が補正措置なしでEU等で公表できることを期待していると述べた。