『☆ ☆ ☆ Weekly コラム☆ ☆ ☆ 早い決定の原理』
仕事を進める上で一番難しいことは、選択して決定することではなかろうか。問題解決のアイデアを見つけることよりも、どのアイデアを採用するかの決定が難しい。例えば、A、B、C、3つの選択肢があった場合(10の選択肢でも同じ)、完璧な手段を求めていると短時間の決定が出来なくなる。真偽は分からないが、一定時間迷って決定出来ない場合は、密かにサイコロを振って決めると言う人がいる。真剣に考えても迷う程だから、どれを採用しても結果は差がないと考えるのだろう。遅い決定(又はいつまでも決定しない)よりもマシと考える。
また、早い決定は長命にも良いようだ。中国の古典『呂氏春秋』に、「物事の決定が早いと思い悩むことが少ない。だから、生命が長く保てる」と言う意味の文がある。早い決定は、例えば次のような原理・手法によって確保出来るのではなかろうか。(1)採用するアイデアに完全性を求めない(2)他人への依存を出来るだけ避け、自己の責任で決める(他人の評価に惑わない)(3)YESかNOで迷ったら、YESを選択する(4)決定の基準を明確に持つためには、日頃から関連情報や知識を積極的に集める(5)決定の習慣(例えば、午前中に決定する、紙に書き出して決定する、原則5分以内に決定する、等)を自分流に習得する。