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『☆ ☆ ☆ Weekly コラム☆ ☆ ☆ 接客マナーの鍛錬』

 接客マナーの指導をしているが、販売員の接客レベルの低さを痛切に嘆くことが多い。経験年数が同じ場合であっても、マナーの理解度と上達の差が著しいのである。

 例えば、お辞儀における敬礼・中礼・会釈の要領を説明しても、中々自然なお辞儀に到達しない人がいるのである。さらに、販売接客を長年している人の中にも、お辞儀が要領良く出来ない人を時々見掛ける。一体、接客マナーの技術やセンスは、人によって素質の差が極端なのであろうか。

 人には社交性の有無等があるので上達の早さに差があるが、誰でも日々の研鑽で高度な接客レベルが習得出来ると考える。宮本武蔵の『五輪書』に、「千日の稽古を鍛(たん)とし、万日の稽古を錬(錬)とす」とあるが(鍛錬が大事ということ)、日々の販売接客活動を通じて、創意工夫する販売員の接客マナーは必ず上達するのである。

 勿論、接客言葉には心が通っていなければならない。間違いのない言葉遣いをすればよいだけではない。「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」等の接客用語を心の琴線に触れるまで鍛錬することが求められる。魅力的な接客をしている販売員等を観察して分かることは、平凡な接客言葉や接客動作(身振り、表情、笑顔等)を真剣に鍛錬して使っていることである。