『財務省の税制パンフレット 14.3兆円の歳出削減目標に』
財務省はこのほど税制について説明した「税のはなしをしよう。」(平成19年10月)を公表した。その中で「今後の取組」として「歳出・歳入一体改革」について取り上げている。「2007年度~2010年代初頭における歳出改革」として、2011年度に国・地方の基本的財政収支の黒字化を目標にあげている。要対応額(目標を達成するために必要となる対応額)は16.5兆円程度で、うち▲14.3兆円を歳出削減によって対応しようということだ。
歳出改革の具体的内容としては、社会保障に関して、2011年度に自然体として見込まれる歳出額39.9兆円に対して、「改革後の姿」は38.3兆円程度になり、自然体からの削減額は▲1.6兆円程度、人件費に関しては「改革後の姿」は32.4兆円程度が見込まれ、自然体からの削減額は▲2.6兆円程度、公共投資に関しては、「改革後の姿」は16.1~17.8兆円程度になり、自然体からの削減額は▲5.6~▲3.9兆円程度(公共事業関係費、地方単独事業などの削減)、その他分野の削減額は▲4.5~▲3.3兆円程度。結果、歳出改革による自然体からの削減額の合計は、▲14.3~▲11.4兆円程度と見込んでいる。