『地域中小企業応援ファンド 農商工連携促進に活用』
経済産業省はこのほど、地域の知恵と工夫を生かして新事業の「種」や「芽」を支援するシステムとなる、「『地域中小企業応援ファンド』による農商工連携の促進」について公表した。地域中小企業応援ファンドは、中小企業基盤整備機構が都道府県や地域金融機関等と連携して新事業を支援するため本年から始めたシステムだが、このスキームを活用し、中小機構が平成20年度200億円、最終的に合計500億円程度の資金枠で、農商工の産業間の連携に特化した支援を実施する。ファンド事業の支援対象としては(1)農商工連携により新たに創業する中小企業者(2)農商工連携により新たな事業展開を図る中小企業者であり、ファンドの形態としては、(1)中小機構の融資機能を活用して都道府県等とファンドを組成し、新たな事業の「種」を発掘し、育てていく取り組みに対する助成を行う「スタート・アップ応援型」(2)中小機構や地域金融機関、自治体等が投資事業有限責任組合に出資してファンドを組成し、株式公開などを指向する地域企業に対し成長資金の供給を行う「チャレンジ企業応援型」、のふたつのタイプがある。本ファンドの活用により、地域の実情に応じた農林漁業者と中小企業者の新たな取り組みが期待されている。