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「☆☆☆Weekly コラム☆☆☆ 娯楽活用業の時代」

 もし「娯楽活用業」という業態があれば、 これから注目される仕事になるのではなか ろうか。そもそも娯楽の定義は曖昧であ る。三木清の著書『人生論ノート』( 新潮 文庫) に、「画は画家にとっては娯楽では なく、会社員にとっては娯楽である。音楽 は音楽家にとっては娯楽でなく、タイピス トにとっては娯楽である」とある。つまり、 娯楽は自己の仕事以外の分野であり、生業 には関係なく楽しみの為に行うことであ る、と。今もある「娯楽・遊技場」「レジ ャー・スポーツ」「映画・芸能」等は娯楽 を対象にした商売である。しかし、本稿で 問題にする娯楽活用業は、他人が設けた施 設等でサービス料金を払って楽しむことで はなく、むしろ逆に自己の余裕時間を活用 して、副次的な仕事をすることである。 

 例えば、会社に勤めながら土日や有休を 活用して農業を営み、一定の収益を上げる ことを目指す。逆に、昼間は本業として農 業を営み、休日や夜間に娯楽としてダンス 教室やカラオケ等を経営しても良い。従来 の半農半漁に似ているが、異なる点は、生 活の糧を得る本業を持ち続け、休日等の娯 楽時間( 余裕の時間) を活用して収益のあ る仕事をすることである。娯楽時間を単に 自己の楽しみだけに終らせない、経済活動 に参加する生きがいを得る為である。