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「☆☆☆Weekly コラム☆☆☆ 六十の手習い」

 勤め人であれば定年、自営者( 会社の社 長) であれば事業承継の時期が近づいて、 今後の人生の過ごし方を考える人が増えて いる。どんな事柄に取組むかは人により 区々である。第一段階としては、定年後や 事業承継後に始めたい仕事や趣味について 情報収集を行う。第二段階としては、その 為の勉強や練習等を行う。第三段階として は、退職して再就職や新規創業をしたり、 趣味を活かして仲間と社会活動をしたりす る。「六十の手習い」と言うが、現代は6 0 歳で完全に仕事から離れる事は例外であ る。定年後にどんな過ごし方をするかは、 人生の大問題である。一億総活躍社会が叫 ばれているが、定年後又は事業承継後の人 生を早くから用意する事が必要になってい る。例えば、宝石店3 店を営んでいたA 氏 ( 現在7 5 歳) は、1 0 年前に事業承継を 済ませたが、一般の経営者とは異なる手法 で実現した。A 氏は、まず5 5 歳頃から事 業承継を計画策定し、自らは一流を目指し て宝石鑑定の勉強を基礎から本格的に開始 した。その後、事業承継と同時に宝石鑑定 の事務所を立ち上げて、現在は宝石業界の 中で大きな信用を獲得している。長寿社会 を迎えて、定年後又は事業承継後からの過 ごし方( 従来のような余生と違う) を明確 にする事がますます大事になっている。