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『過重労働による健康障害を防ぐために』

 労災補償に係る脳・心臓疾患の労災認定基準の考え方の基礎となった医学的検討結果では、 時間外休日労働時間が、月100時間超または2~6か月平均で月80時間超えると健康障害のリスクが高くなります。 

 具体的な対策としては 

 1、時間外・休日労働の削減 

  ・36協定は限度基準に適合したものになっていますか? 

  ・労働時間を適性に把握していますか? 

  ・年次有給休暇の取得を促進していますか? 

  ・その他労働時間等の設定の改善のための措置 

 2、健康管理体制の整備・健康診断を行いましょう 

  ・産業医及び衛生管理者等を選任、衛生委員会の設置(人数要件あり) 

  ・健康診断の実施(年1回以上、特定従事者は6ヵ月以内に1回) 

 3、その他長時間労働者に対して面接指導の実施等 

  ・時間外・休日労働時間が月100時間超えたら労働者の申出により医師による面接指導 

  ・医師からの意見徴収・面接指導の結果の記録 

 以上、過重労働による健康障害の防止のためには、時間外・休日労働の削減、年次有給休暇の取得促進、事業場における健康管理体制の整備、健康診断実施等の労働者の健康管理に係る措置の徹底が必要です。